2012年4月21日、英ロイター通信は、中国が北朝鮮にミサイル用運搬車両を提供していたと報じた。米国政府高官からの情報として、米政府は中国の某企業が完成車ではなくフレームを輸出したと見ているとも伝えている。朝鮮日報の23日付の報道。

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輸出元の中国企業は、民間車両に使用されるとの認識で輸出をしていた可能性が高く、これが必ずしも国連安保理決議に違反するとは限らない。前出の米政府高官は「今後も引き続き、中国が北朝鮮との軍事的交易を停止するとの国連決議を遵守しているかどうか、観察していく」と述べている。専門家の指摘では、北朝鮮側はこの企業から16台分のフレームを導入し、弾道ミサイル発射車両に改造した可能性がある。

米国務省のビクトリア・ヌーランド報道官も20日、「中国が北朝鮮のミサイル開発を援助している疑いについて、申し立てをしている」と発言。これに対する中国政府側の反応については伏せている。(翻訳・編集/愛玉)