人民大会堂が服務員の採用試験を開始、キャビンアテンダントよりも狭き門―中国

Record China    2012年4月23日(月) 18時11分

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20日、人民大会堂で働く服務員の新規採用試験が全国で行われている。採用基準は容姿や学力に関する厳しい条件の他に、直系親族に法律に抵触した過去がないことなどが含まれる。写真は12年3月、両会開催中の人民大会堂の服務員。

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2012年4月20日、中国・北京の人民大会堂で働く服務員の新規採用試験が全国で行われている。浙江省の試験では16人が採用される予定だが、非常に厳しい採用基準が設けられている。銭江晩報が伝えた。

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人民大会堂管理局の責任者は18日、浙江省衢州(くしゅう)市で面接試験を実施。衢州市中等専業学校や衢州職業技術学院の生徒19人が参加した。衢州市教育局の関係者によると、この日の面接で5人が1次審査に合格。採用試験は順次同省の各都市で実施されるという。

人民大会堂の服務員採用基準は非常に厳しい。まず身長は男子177cm以上、女子167cm以上。年齢は17歳から21歳まで。裸眼視力0.7以上。試験に参加した19人はいずれも各校から選ばれた成績優秀者ばかり。主に観光やホテル管理、ビジネス英語を学ぶ生徒たちだ。衢州市中等専業学校の呉洪光(ウー・ホングアン)副校長は「人民大会堂の服務員は容姿や成績だけでなく、政治的条件を満たしていなければならない。本人とその直系親族に法律に抵触した過去がないことが必須条件だ」と説明した。

面接試験に合格した生徒たちは、入れ墨や腋臭の有無まで調べる身体検査に参加。その後、省公安庁が実施する政治審査を通過した者が採用試験の合格者となる。合格者は1年間の実習期間終了後、継続して働くかどうか自分の意志で決定。その後、人民大会堂と正式な雇用契約を結ぶという。(翻訳・編集/本郷)



   

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