日本の外国人留学生、3割が永住希望―華字紙

Record China    2012年4月22日(日) 5時29分

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20日、日本で就職を希望している外国人留学生は6割を超え、3割以上が日本での永住を希望していることが分かった。写真は東京大学。

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2012年4月20日、日本の華字紙・中文導報によると、昨年の東日本大震災で多くの留学生が避難のため帰国したが、現在は大部分の留学生が日本に戻り留学を続けている。多くの留学生は日本で就職するという初志を地震で変えることはなかった。調査によると、日本で就職を希望している外国人留学生は6割を超え、3割以上が日本での永住を希望しているという。

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パソナグループが今年1月14日と21日に外国人留学生のための合同企業説明会を開催した際に、留学生に対し就職意向調査を行った。有効回答中、中国人留学生の割合は74.6%、韓国人留学生は6.6%、台湾人留学生は5.8%、ベトナム人留学生は1.8%だった。

「日本で何年間働きたいか」という設問に対し、「日本に永住したい」という人が32.8%で首位を占め、次いで「4〜6年」が22.8%、「10年以上」が18.4%と続き、「帰国して就職したい」と答えた人はわずか0.9%だった。

日本で就職したい理由については、1番多かった回答が「自分の母語や日本語などの言語能力を活かしたいから」が62.0%と最も多く、次いで「海外に進出する日本企業が増えているから」が37.8%だった。自由回答欄には「地震後に日本企業が留学生を雇用してくれるのだろうか」という心配や、「仕事を通じて日本の復興に貢献したい」という記入もみられた。(翻訳・編集/中原)

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