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メキシコで中国シェア自転車の盗難相次ぐ、「麻薬の運搬に使用」とも―英メディア

配信日時:2018年6月3日(日) 20時10分
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2018年6月1日、ロイターによると、中国シェアサイクル企業モバイク(摩拜)が潜在的な需要を見込み、今年メキシコシティへ進出したものの、シェア自転車の相次ぐ盗難に悩まされているという。

記事によると、盗難があまりにも深刻なため、すでに数十人のユーザーがSNSで「使える自転車が見つからない」と投稿。多くのユーザーが現地の競合他社への切り替えを検討しているという。

この問題に対して、モバイク側は「現地の自転車不足には、相次ぐ盗難と需要の増加の2つの原因がある」と回答したといい、記事は「モバイクはメキシコシティの小さな地区に500台しか設置しておらず、設置範囲のさらなる拡大にはメキシコシティ政府の許可が必要」と説明している。

モバイクのメキシコシティ統括マネージャー、ラネー・オジェダ氏は、「モバイクはすでに現地警察と協力して盗難車の捜索に取り組んでいる。モバイクが2月にメキシコシティに進出して以来、ユーザー数は毎週70%の急増を続けている」と話しているという。

しかし、メキシコシティではまだ激しい競争が存在しているという。現地企業ブイバイクは2000台以上の自転車を運営し、政府が運営するエコビシーは6500台の自転車を運営し26万人のユーザーを獲得している。記事は「私はここで働いているのでモバイクでも良いのだが、最近エコビシーに乗り換えたよ。安いからではなく、常に使える自転車があるからね」というユーザーのコメントを紹介した。

記事によると、ロイターの記者はメキシコシティの北側にあるタピト地区においてモバイクが所有する自転車約60台を発見した。タピト地区は治安が非常に悪く、麻薬取引で有名な場所だという。

記事は、オジェダ氏のコメントを引用し、「自転車で通勤し、タピト地区に泊めるユーザーが多くいるが、モバイクの運営範囲ではない」と説明。記者が複数の時間帯にモバイクの運用システムを確認した結果、タピト地区に放置された自転車はその地区を出ていないことが分かった。さらに、ある現地住民は「自転車を盗んだ人がそれを使って麻薬を運んでいる」と証言し、この証言は他の2人の住民にも証明されているそうだ。その件についてモバイク側はまだ回答を出していないという。(翻訳・編集/山口)
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