米、今年の「環太平洋合同演習」から中国を排除=米専門家「シグナルを発することは重要」―米メディア

配信日時:2018年6月4日(月) 8時50分
米、環太平洋合同演習から中国排除=「シグナルを発することは重要」
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2日、米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは、「米国が今年の多国間海上訓練『環太平洋合同演習』から中国を排除した背景を考える」とする記事を掲載した。資料写真。
2018年6月2日、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版サイトは、「米国が今年の多国間海上訓練『環太平洋合同演習(リムパック)』から中国を排除した背景を考える」とする記事を掲載した。

記事はまず、「年1回のアジア安全保障会議が1日にシンガポールで開幕し、中国による南シナ海の軍事化が同会議の焦点になるとみられる中、それに先立って米国は、中国が南シナ海の人工島に対艦ミサイルを設置するなど軍事拠点化を進めているとして、2年に一度、ハワイの真珠湾を拠点として開催されるリムパックへの招待を取り消すと発表した」ことを紹介した。

その上で、米国防総省でアジア・太平洋安全保障担当の次官補を務めたウォレス・グレグソン退役中将がVOAとのインタビューで、リムパックからの中国の排除について「シグナルとジェスチャーという2つの側面がある」と指摘したことを紹介した。グレグソン氏は「それは中国の行動に対する有効な対応ではない」とした一方で、「シグナルを発することは重要だ」との認識を示したという。

米国防省は先月23日、「中国が南シナ海を軍事拠点化し続けていることへの初期対応として、18年のリムパックに中国海軍を招待することを取りやめた」と発表し、「中国の振る舞いはリムパックの原則や目的にそぐわない」と指摘した。中国は14年、16年の2回の演習に参加している。(翻訳・編集/柳川)
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