高速列車の速度アップ続ける、「5カ年特別計画」で発表=時速500キロも視野?―中国

Record China    2012年4月20日(金) 8時30分

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17日、中国科学部は「高速列車科学技術発展『十二五』(第12次5カ年計画、2011〜2015年)特別計画」を公布、その中で「列車速度の引き上げ」を続けていくことを目標に掲げた。写真は11年3月、北京で開催された「十一五国家重大科技成就展」。

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2012年4月17日、中国科学部は「高速列車科学技術発展『十二五』(第12次5カ年計画、2011〜2015年)特別計画」を公布、その中で「列車速度の引き上げ」を続けていくことを目標に掲げた。18日付で新京報が伝えた。

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記事によると、中国最大の鉄道車両メーカー・中国南車がテスト走行で最高時速575kmをマークした。中国南車四方股[イ分]公司の梁建英(リアン・ジエンイン)副総工程師によると、時速575kmに達した時のテスト列車の状態は良好。そのため、さらなる速度アップを計画している。これまで、マスコミに公表されたテスト走行の最高時速は520kmだった。中国南車の趙小鋼(ジャオ・シャオガン)董事長は時速500kmに成功した際、「営業速度に反映するものではない」と話していた。

ところが今回、中国科学部が目標に掲げた「速度引き上げ」について、中国工程院の丁栄軍(ディン・ロンジュン)院士は新京報の取材に対し、「計画で掲げられたのは最高速度ではなく、あくまでも営業速度」と回答している。(翻訳・編集/NN)

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