死刑求刑は通らず、海洋警察官刺殺の中国漁船船長に懲役30年の判決―韓国

Record China    2012年4月19日(木) 14時43分

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19日午前10時、韓国・仁川地方裁判所は、韓国の排他的経済水域(EEZ)で違法操業していた中国漁船の船長に懲役30年の判決を下した。船長は漁船を拿捕しようとした韓国海洋警察の警察官を刺殺して殺人罪に問われていた。写真は黄海(中国・遼寧省大連市で撮影)。

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2012年4月19日午前10時、韓国・仁川地方裁判所は、韓国の排他的経済水域(EEZ)で違法操業していた中国漁船の船長に懲役30年の判決を言い渡した。船長は、漁船を拿捕(だほ)しようとした韓国海洋警察の警察官を刺殺して殺人罪に問われていた。人民日報(電子版)の報道。

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昨年12月、韓国海洋警察は黄海のEEZで違法操業中の中国漁船を取り締まろうとした際、抵抗してきた中国人船長に警察官がガラス片で刺され、1人が死亡、1人が重傷を負った。韓国検察側はこれを「計画的犯行であり、被害者に対するいかなる補償もない。遺族からの求めもあり、厳罰は免れない」とし、今月3日、43歳の船長に対して死刑を求刑した。

しかし、この日の判決では懲役30年、罰金2000万ウォン(約142万円)が下った。被害者が1人の殺人に対して、死刑が適用される判例は韓国でも少ないためだと考えられる。(翻訳・編集/愛玉)

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