金正日はNBAオタク、工場や学校で市民スポーツを制度化=北朝鮮の秘密―中国紙

Record China    2012年4月19日(木) 12時46分

拡大

17日、重慶晩報は記事「北朝鮮スポーツ解明=優秀な選手には手厚い待遇、市民スポーツを重視」を掲載した。写真は11年11月、女子サッカーU−16アジア選手権の中国対北朝鮮。

(1 / 8 枚)

2012年4月17日、重慶晩報は記事「北朝鮮スポーツ解明=優秀な選手には手厚い待遇、市民スポーツを重視」を掲載した。

その他の写真

北朝鮮のスポーツにはやはり政治的要素がつきまとう。同国初の五輪金メダリスト、射撃競技の李浩俊は「敵の心臓を狙うつもり」で射撃したと語っている。「祖国の大門を守るようにゴールを守れ」はサッカー代表の広告に書かれていたスローガンだ。サッカー南アフリカW杯では試合前の国歌を聴いてエースFW鄭大世(チョン・テセ)選手は涙をこぼした。

金日成、金正日と北朝鮮の国家指導者はスポーツ好き。金正日はバスケットボールのファンで、マイケル・ジョーダンが在籍していたNBAシカゴ・ブルズの試合映像をほぼすべてコレクションしているという。国家指導者の支持もあってか、北朝鮮の国家代表はバス無料や大学入試免除などのさまざまな特別待遇が得られる。国際大会で活躍したアスリートには「共和国英雄」「人民スポーツ工作者」などの称号が贈られ、高級車やマンションまで与えられることもある。

また競技スポーツだけではなく、市民の運動も重視している。平壌ではすべての企業、工場、学校で体操やランニングなどが制度化されているほか、毎年9月、10月は「人民スポーツ鑑定月間」として、年齢や性別ごとに分かれての競技会が開催される。基準をクリアした者には賞が贈られる。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携