抗日事件を色濃く描く「セデック・バレ」が中国公開へ、観客の反応に注目―台湾

Record China    2012年4月18日(水) 11時39分

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17日、台湾映画「セデック・バレ」が、来月10日から中国で公開。全154分の縮小版でお目見えする。写真は今月13日、北京市で行われた「セデック・バレ」キャンペーンのウェイ・ダーション監督。

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2012年4月17日、台湾映画「セデック・バレ」が、来月10日から中国で公開。全154分の縮小版でお目見えする。中央社が伝えた。

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1930年に台湾で発生した原住民による抗日事件「霧社事件」を描き、昨年大ヒットした話題作。2008年に映画「海角七号/君想う、国境の南」で、台湾映画史上最高のヒット(当時)を飛ばしたウェイ・ダーション(魏徳聖)監督の作品で、台湾では前・後編の4時間半にわたるロングバージョンで上映した。興行成績は「海角七号」を上回り、8.8億台湾ドル(約24億円)を叩き出した。

「抗日」を描いた微妙な作品。中国での公開にあたっては、削除シーンについても話題になっていた。来月10日から上映されるが、北米公開バージョンと同じく、オリジナルからかなり絞り込んだ全154分の縮小版で公開される予定。この短縮版でも、原住民と日本人との間に発生した矛盾や武力衝突の場面を濃厚に残しており、中国の観客の反応が注目される。(翻訳・編集/Mathilda

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