情報収集はモバイルで、消費者のテレビ離れ鮮明―中国

Record China    2012年4月20日(金) 14時55分

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13日、世界18カ国で行われた調査結果によると、回答者の27%が「情報収集にはモバイル端末を使う」と答え、「テレビ」と答えた22%を上回り、消費者のテレビ離れが鮮明となった。写真は浙江省嘉興市の市場でiPadを使う肉屋店主。

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2012年4月13日、モバイル広告大手・インモビがこのほど世界18カ国で行った調査結果によると、回答者の27%が「情報収集にはモバイル端末を使う」と答え、「テレビ」と答えた22%を上回った。最も多かったのは「パソコン」で32%だったが、消費者のテレビ離れが鮮明となった。中国誌・商業価値が伝えた。

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調査は11年第4四半期、18カ国・2万人を対象に実施した。報告ではテレビの主な愛好者は女性、子供、高齢者だが、「テレビはもはやドラマやニュースを見るだけの道具に過ぎなくなった」と指摘。米アップルの「iPad(アイパッド)」などタブレット型モバイル端末の急速な普及により、インターネット上でドラマを見る人も急増していると分析した。

また、広告代理店スターコム・メディアベスト・グループの調査によると、中国の地方都市ではこの傾向が一層顕著という。地方の中小都市に住む19〜30歳の若年層は、インターネット上で動画を見る時間がテレビ視聴時間の2倍に達し、大都市ではすでに「動画を見る際はモバイル端末」という人が、パソコンを使う人を上回っているという。(翻訳・編集/AA)

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