韓国軍、北朝鮮のロケット残骸を発見しても機密扱いか=懸命な捜索活動展開―韓国紙

Record China    2012年4月17日(火) 7時17分

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16日、北朝鮮が発射した長距離ロケットの残骸を韓国軍当局が捜索を始めてから3日経つが、今のところ何の収穫も得ていない。写真は写真は9日、海外メディアに公開された北朝鮮のロケット打ち上げ基地。

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2012年4月16日、北朝鮮が発射した長距離ロケットの残骸を韓国軍当局が捜索を始めてから3日経つが、今のところ何の収穫も得ていない。韓国紙・中央日報は、韓国軍当局の話としてイージス艦「世宗大王」が残骸20片の落下座標を確認したが、水深が深く範囲も広いため、捜索には相当な時間がかかると報じた。環球時報(電子版)が伝えた。

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残骸を回収することができれば、北朝鮮が発射した物体が「ミサイル」であることが証明できるほか、北朝鮮の技術レベルを確認することもできる。その軍事的な価値は相当高いため、韓国軍当局は現在、懸命な捜索活動を展開中だ。だが、記事は韓国が残骸を発見したとしても、北朝鮮との摩擦を防ぐため、そのことを公表することはないと指摘する。

韓国軍は潜水艦救難艦「清海鎮」と機雷除去艦6隻などを含む10隻以上の艦艇を動員し、捜索活動を進めている。だが、もし韓国側が残骸を見つけたと分かれば、北朝鮮側は所有権を主張し、返却を求めてくる可能性が高い。

韓国仁荷大学のイ・ソクウ教授は「国際社会の慣例に従えば、返すのが当たり前だが…。韓国側は捜索にかかった費用を請求できる。北朝鮮側が支払わなければ返さなくてもよい」との考えを示している。(翻訳・編集/NN)

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