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韓国人は喜び、日本人は苦渋=物議を醸した日韓W杯の真相―中国メディア

配信日時:2018年5月29日(火) 12時0分
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2018年5月27日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が間近に迫る中、中国のスポーツメディア・騰訊体育は「スポーツは政治と分離すべき」という理念とは裏腹に政治的な要素が多分に絡んだスポーツイベントの例として、2002年の日韓W杯の経緯を紹介した。

記事は「1986年のメキシコW杯時、当時の国際サッカー連盟(FIFA)会長だったアヴェランジェ氏は、2002年W杯をアジアで開催したいとの意向を示した。日本はこの呼び掛けに速やかに応じ、誘致に乗り出した。韓国も成長著しい新興国としてのアピールと、歴史的な理由に起因する日本から開催権を奪いたいという願望から名乗りを挙げ、韓国政府も全力でバックアップした」と説明。

続けて、「1994年の時点で誘致争いは日本と韓国の一騎打ちに。日本は持ち前のきめ細かな仕事ぶりを発揮しつつ、Jリーグ発足をはじめとする国内サッカー改革でアピールし、韓国をリードしたように見えた。しかし、現代グループ創始者の息子・鄭夢準(チョン・モンジュン)氏の出現によって状況は一変した」と紹介する。

そして、「鄭氏はW杯本戦への出場経験のない日本がホスト国になるのはおかしいと主張し、韓国開催に向けた画策を進めた。まず、アジアの代表としてFIFA副会長の地位を得ることに成功し発言権を強めた。そして、ブラジル人で20年余りFIFAを牛耳ってきたアヴェランジェ氏の反対派を欧州中心に集め、欧州サッカー連盟のヨハンソン会長を取り込み、さらにはアフリカの勢力も巻き込んでアヴェランジェ氏をおびやかす一大勢力を作り上げた」とした。

さらに、「日韓両国の競争が激しくなったことで、アジアサッカー連盟は日韓共催を提案。するとアヴェランジェ氏は両国を緊急に呼び出し、共催を勧める。アヴェランジェ氏は日本人の利益を少々犠牲にすることで、単独開催を目指す鄭氏の野望を打ち砕くとともに、政治的なしがらみをもつ日韓両国の共催を演出した立役者として自らの威厳を保とうとした。鄭氏はこの提案に食い下がったが、アヴェランジェ氏は韓国に単独開催する経済力はないと指弾。その厳しい姿勢に韓国側も折れ、96年5月31日に開かれたFIFA理事会で2002年の日韓共催が決定した」とその経緯を伝えた。

記事は最後に「この決定は韓国人にとっては大きな喜びとなったが、日本人にとっては苦渋に満ちたものだった」と指摘している。(翻訳・編集/川尻
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