米艦2隻、西沙諸島で「航行の自由」作戦=中国は「領海侵入」と反対表明―中国メディア

Record China    2018年5月28日(月) 14時30分

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28日、中国メディアの環球網は、米艦2隻が南シナ海・西沙諸島で「中国の領海に無断で侵入した」ことを受け、中国の国防部と外交部が続けざまに「断固とした反対」を表明したことを伝えた。

2018年5月28日、中国メディアの環球網は、米艦2隻が南シナ海・西沙(英語名:パラセル)諸島で「中国の領海に無断で侵入した」ことを受け、中国の国防部と外交部が続けざまに「断固とした反対」を表明したことを伝えた。

環球網はまず、ロイター通信の報道を引用し、米海軍のミサイル巡洋艦「アンティータム」とミサイル駆逐艦「ヒギンズ」が27日、西沙諸島の12カイリ(約22キロ)内に入り、趙述(ツリー)島、東(リンカーン)島、中建(トリトン)島、永興(ウッディー)島の周辺を航行したことを2人の米当局者が明らかにしたと伝えた。その上で、ロイター通信が「航行の自由」として知られているこの作戦について「批判者は、中国の行動にほとんど影響を与えないと主張している」と伝えたことを紹介した。

環球網は続けて、中国の国防部と外交部が27日、米国のこうした動きを受けてともに談話を発表したことを紹介した。

中国国防部は「中国固有の領土である西沙諸島の領海に米国が再び軍艦を派遣して挑発を行ったことは、中国の法律と関連する国際法に違反し、中国の主権を著しく侵犯し、中米両軍の戦略的な相互信頼を損ない、関連海域の平和と安全、良好な秩序を破壊する」として「断固とした反対」を表明した。(翻訳・編集/柳川)

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