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2007年2月23日、1匹のニシキヘビが重慶市動物園の両生爬虫類館に入居するために空輸されてきた。体重100kg・体長7mのこのニシキヘビは、中国でも最大だという。
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2007年2月23日、1匹のニシキヘビが江西省南昌市からの2時間のフライトを終え、重慶市に到着した。このヘビは、重慶市動物園の両生爬虫類館に入居するために輸送されたもの。体重100kg・体長7mのこのニシキヘビは今は冬眠状態にあり、動物園の男性スタッフ5人がかりで輸送用木箱から引きずり出した。
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このニシキヘビは、まだ江西省南昌市で飼育されている時に1人の実習生に巻きついて締め上げたことがあるそう。8人の飼育員が必死にその巨体を引きはがし、やっとのことで実習生を救い出したとのこと。両生爬虫類館の黄文清(ホアン・ウェンチン)館長は、「それと比べると今はおとなしいですよ」と述べ、「冬眠する前に30kgのヤギを飲み込んだのでまだおなかも一杯のはず」と説明している。
これほど大きなニシキヘビは今のところ中国で最大だが、このヘビはまだ10歳であり、数年後には150kg以上に成長する可能性もあるとのこと。黄館長によると、世界最大の二シキヘビは、インドネシアで発見されたもので、体重447kg、体長14.85mだったという。(編集・佐々木康弘)