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米国防省が環太平洋合同演習への中国招待を見送り、中国側は強く反発

配信日時:2018年5月25日(金) 11時10分
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米国が中国軍を環太平洋合同演習(リムパック)に招待しないと発表したことについて、中国は強く反発した。資料写真。

米国防省が23日、今年(2018年)は中国軍を環太平洋合同演習(リムパック、RIMPAC)に招待しないと発表したことに対して、中国は強く反発した。

リムパックは1971年に始まった太平洋における複数国の合同演習だ。現在は隔年で実施されている。当初は米・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの4カ国の海軍の参加だったが、2016年には20カ国以上の軍組織が参加するなど、規模が大きく拡大。参加各国の軍事面における信頼感を醸成し、参加することで他の参加国への信頼をアピールする場にもなっている。

日本は1980年から海上自衛隊が参加。中国は2012年に人員だけがオブザーバー参加し、14年と16年には海軍軍艦を派遣して正式参加した。

米国防省は23日、「中国の行動はリムパックの原則と目的に合致していないため、2018年のリムパックには中国を招待しない」と発表した。米海軍はこれとは別に「中国がスプラトリー諸島(南沙諸島)に対艦ミサイルを配備し、地対空ミサイルシステムと電波妨害施設を設置した。われわれは確固たる証拠を得た」「われわれは中国に対し、該当するシステムを撤去するよう要求した」と発表している。

米ワシントンD.Cを訪問中だった中国の王毅(ワン・イー)外相は米側の動きについて「建設的でなく軽率。両国の理解と相互信頼の増進に逆行」「米国はこの種のマイナス思考を捨てるべきだ。双方ともに世界の大国であり、海上における安全問題で協力することや、相互信頼を構築することが完全に可能だ。これらのことが、共同で世界の平和と安定を促進することに貢献する」と反発した。

王外相はさらに、中国が「南シナ海を軍事化」と指摘されている問題について「中国が南シナ海の自らの島で建設しているのは主に民用施設であり、同時に必要な防衛施設を建設している。これは関連する国際法が主権国家に与えている権利であり、軍事化とは無関係だ。米国がハワイやグアムに軍事施設を建設しているのと同じだ。まして、中国の配備は米国に遠く及ばない。あおり立てる必要はない」と述べた。

中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官も24日の定例記者会見で、王外相と同様に、南シナ海の島における施設建設は主権国家の固有の権利と述べ、「米国にあれこれ言う資格はない」と主張。国防部の任国強(レン・グオチアン)報道官も24日、南シナ海の問題について「米国にあれこれ言う資格はない」と同じ言い方で批判し、「米国が中国をリムパックに招待しようがしまいが、アジア太平洋地区の平和と安定の維持に貢献しようとする中国の意思を変更することはできない。ましてや、自らの主権と安全分野の利益を断固として守る中国の決意を動揺させることはできない」と主張した。(翻訳・編集/如月隼人

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2018年5月17日 10時40分
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