日本の技術力プラス中国の応用力が成功のカギ、中国人が関心を寄せる対日投資、その現状とニーズとは

Record China    2018年5月23日(水) 15時30分

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1980年代から加速した日本から中国への経済投資は30年以上続いたが、数年前に国内総生産(GDP)は逆転し、特定の分野で中国は日本の企業規模・市場規模を超えている。写真はMIJBC関連のイベント。

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1980年代から加速した日本から中国への経済投資は30年以上続いたが、数年前に国内総生産(GDP)は逆転し、特定の分野で中国は日本の企業規模・市場規模を超えている。現在、中国で対日投資への関心が高まっており、31日にその現状を紹介するセミナーが都内で行われる。

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中国は、経済の構造改革と「一帯一路」戦略、産業のグレードアップを促進しており、日中協力の技術的基礎として期待されているMIJBC(Made in Japan by China=日中共創)プロジェクトが進められている。

日中共創事業であるMIJBCプロジェクトでは、世界から注目されている日本の中小企業の長寿・匠(たくみ)の精神、技術開発力と、これらを基礎として発展する中国の応用能力と市場開拓力をタイアップすることが成功のカギであると捉えている。

MIJBCプロジェクトは、両国の経済協力の新方針でもあり、新技術・高度の技術、環境・省エネ、医療・介護、新農業、デザイン・ソフト産業分野の高付加価値産業育成には従来の低コスト製造能力だけでは達成不能という観点から、中国の投資と日本の技術を組み合せて、MIJBCブランドの共同開発・共同生産を目指している。

セミナーでは、日本貿易振興機構JETRO)北京事務所の金京浩氏が対日投資の現状と中国のニーズについて紹介し、元三菱商事中国総代表・MIJBCセンター理事の武田勝年氏と前静岡県牧之原市長・MIJBCセンター理事長の西原茂樹氏が静岡県における対日投資事業の促進について語る予定だ。(編集/内山

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