格差拡大の間違った社会主義、インド共産党マルクス主義派が中国モデルを批判―インド

Record China    2012年4月11日(水) 5時52分

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9日、インド共産党マルクス主義派は、中国共産党の経済成長モデルは格差を拡大し、社会主義の道に反するものと批判した。写真はインド・コルカタ。

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2012年4月9日、インド共産党マルクス主義派(CPI−M)は、中国共産党の経済成長モデルは格差を拡大し、社会主義の道に反するものと批判した。環球時報が伝えた。

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第20回インド共産党マルクス主義派代表大会の席上、「一部思想認識の問題に関して」との議案が提出され、中国社会主義モデルの欠点について指摘された。中国モデルは資本家の入党を認める一方で、労働者の給与は低く、経済格差を拡大していると指摘。社会主義の道に反するものと批判された。また、汚職や失業率の上昇についても言及された。

従来は中国モデルを称賛していたが、批判へと路線変更したことになる。インド紙インディアン・エクスプレスは、2011年の地方選挙で惨敗を喫したインド共産党マルクス主義派が、資本主義の搾取構造批判とその変革としての社会主義というメッセージを打ち出すことで、党員の士気を高めようとしていると評している。(翻訳・編集/KT)

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