開けても開けても箱!?韓国で売られているお菓子の“過剰包装”に不満の声続出

配信日時:2018年5月24日(木) 8時50分
開けても開けても箱!?韓国のお菓子の“過剰包装”に不満の声続出
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22日、韓国・朝鮮日報は「同じお菓子なのに…。カナダはビニール包装1枚、韓国は3種類の包装」との見出しで、韓国の過剰包装の実態を報じた。資料写真。
2018年5月22日、韓国・朝鮮日報は「同じお菓子なのに…。カナダはビニール包装1枚、韓国は3種類の包装」との見出しで、韓国の過剰包装の実態を報じた。

記事によると、韓国内で売られている「オレオ」(30枚入り)を食べるには包装を3回開けなければならない。リサイクルが難しいというコーティング紙でできた1次包装の箱を開けると、再びコーティング紙でできた2次包装の箱が3箱入っている。さらにそれを開けると、今度は1袋あたりオレオが5枚入ったビニール袋が2袋。オレオ30枚を1次包装の箱に詰めてみると、箱の体積(1935立方センチメートル)の半分にも満たなかったという。つまり、オレオ1枚当たり64.5立方センチメートルの空間を占めることになる。

一方、米国やカナダなど北米で、オレオはビニール袋(体積1316立方センチメートル)のトレイに44枚入りで売られているという。1枚が占める体積は29.9立方センチメートル。同じ製品にもかかわらず、韓国では過剰に包装されて売られている上、価格も高いそうだ。

記事では、この「差」について専門家の見解を伝えている。専門家は「国内の包装法は分類が細かくなく、急速に発展する包装デザインに対し関連法が追いつかずにいる」とし、「ずさんな包装法規定により、お菓子のみならず玩具類、生活必需品類などで合法的な過剰包装が可能になっている」と指摘したという。

韓国の現在の包装法によると、(ポテトチップなど)窒素入り袋ではない製菓類の場合、空間の割合は20%以下で包装回数は2次以下に制限。この規定に照らすとオレオは規定違反となる。しかし関連法では「製品が割れたり変質するのを防ぐために空気を注入する場合、膨らました部分については包装空間比率を適用しない」「紙・段ボール・パルプなどでできた受け皿、包装用の緩衝材を使用した製品は、本来の包装空間比率に5%を足した値とする」など「包装用の緩衝材」規定を別に設けている。これについて、記事は「事実業、製菓業界の逃げ道がつくられている」とし、「この規定が過剰包装の横行を招いている」と指摘している。

こうした現状を受け、韓国環境部は現在「過剰包装対策」を講じているというが、取り締まりは自治体に任されているため改善が難しい状況とのこと。関係者は「過剰包装を減らす方向で関連規定を改正する予定だが、(政府が)全製品を取り締まるのは難しい」と話したそうだ。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「カナダはポテトチップスも食べきれないほど入っている。だから国産のお菓子は買わない方がいい。消費者をばかにしている」「所得は先進国に追いつけないのに、お菓子の値段は先進国越え。国産のお菓子に対する不買運動はこれからも続く」など不満の声が相次ぎ、中には「ウチだけかな?。(韓国には日本以上に分別が細かいところもあるので)ゴミの分別が多過ぎて大変」と過剰包装の弊害を訴えるコメントも寄せられている。

カナダ在住というユーザーは、北米のシンプルかつ保管に優れた包装を挙げて「韓国は包装方法を変えるべき」と指摘しており、その他にも「不買運動が正解だと思うけど、それは難しいから国が一つ一つ変えていってほしい」「包装税を新設して課税したらいいんじゃない?」「製菓業界に罰金を課したら?」など対策案も多く挙がった。(翻訳・編集/松村)

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