ノキアが中国市場を重視、深センにラボ設立―中国メディア

人民網日本語版    2018年5月23日(水) 19時0分

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ノキアブランドの携帯電話を生産するフィンランドのHMDグローバル社は21日、ノキアのモバイル・グローバル未来ラボを中国の深セン市に設立するとともに、モバイル・コア革新(イノベーション)基地を設立することを明らかにした。写真は深セン。

ノキアブランドの携帯電話を生産するフィンランドのHMDグローバル社は21日、ノキアのモバイル・グローバル未来ラボを中国の深セン市に設立するとともに、モバイル・コア革新(イノベーション)基地を設立することを明らかにした。これはノキアが中国市場に一層力を入れることを意味し、深センは今後、HMDの世界3番目の本部になる。このラボでは5G、新材料・新技術、イメージ技術、モバイル体験の未来の進化という4つの革新分野に主に取り組むという。北京晨報が伝えた。

HMDはフィンランドに本部を置く、ノキア携帯電話の新しい系列会社で、5月16日に北京でノキアXシリーズの第1弾製品「ノキアX6」を発表した。XシリーズはHDMのグローバル製品ラインナップの中で中国の消費者向けに特に設計された製品で、ノキアで初めて全面ディスプレーを採用した。販売価格は1299元(約2万2000円)から。

ノキアは携帯の新製品を発売してから16カ月の間に、世界で16機種を売り出し、販売台数は7000万台に達した。だがスマートフォン以外の製品が6000万台と多数を占め、スマホは1000万台にとどまり、世界のスマホメーカーランキングでノキアは9位だった。ノキアは現在の状況に決して満足していない。HMD中華圏の許立新(シュー・リーシン)社長は、「ノキアが中国エリアで打ち出す製品戦略は、中国国内のトップ3メーカーに照準を合わせて練られたものだ」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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