2018年5月20日、仏RFIの中国語版サイトは、中国版LINEともいわれるメッセージアプリ「微信（WeChat）」上で、「中国当局による一部海外サイトの閲覧規制が解除された」とする情報が拡散していると報じた。

微信上では「中米貿易協議の成果の一つとして、中国のインターネット閲覧規制が解除された。（完全な解除までには）まだ多くの時間を要するが、米CNNや英BBC、米CNBCのニュースサイトは閲覧できた。Googleはパソコン経由ではつながった。モバイルではだめだった」などとする情報が拡散しているという。

RFIは「当局がインターネットの遮断を解除したとする正式な情報はない。だが微信もこの情報がデマだと警告していない」とし、「こうしたうわさが真実であると証明する情報はない。微信は厳密に監視されている。こうしたうわさがデマであるとしたら、微信上から削除または遮断されていないのは驚くべきことだ」と伝えている。（翻訳・編集/柳川）