2018年5月19日、安室奈美恵のファイナルツアーの台北公演を見守った歌手ジョリン・ツァイ（蔡依林）が、美しく身を退くという勇気を「見習いたい」と語っている。聯合報が伝えた。

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今年9月16日をもって引退することを表明した安室奈美恵のファイナルツアー「namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜」のアジア公演は、台北アリーナの19〜20日の2公演で終了となる。19日の公演には、14年リリースの楽曲「I’m Not Yours」で安室奈美恵とコラボした女性歌手、ジョリン・ツァイも観客席に姿を見せた。

15年5月のジョリン・ツァイの台北アリーナコンサートでは、安室奈美恵がスペシャルゲストとしてステージに登場するなど、日台を代表する女性歌手として縁の深い2人。引退を決めた安室奈美恵については、「美しく転身するのは本当に難しいのに、彼女はそれをやってのけた。ぜひ見習いたいと思う」とコメント。一方で、多くのファンと同じように惜しむ気持ちがあまりに強いため、「歌いたくなったらいつでも戻ってきてほしい。心から歓迎したい」とも語っている。

コラボ曲「I’m Not Yours」について、「安室奈美恵の引退と共に封印するのか？」との問いかけに対しては、「これまでソロでも歌ってきたので」と笑顔で語り、歌い続ける気持ちを表明。「この楽曲を出せたことは本当にうれしいし、とても光栄に思っている」と思いを込めて語った。

フォンダンケーキ作りが趣味のジョリン・ツァイは、イギリスで開催された国際的なケーキコンテストで銀賞に輝いたほどの腕前の持ち主。この日、安室奈美恵のために作ったケーキを事前に楽屋へ届けたことも明かしている。（翻訳・編集/Mathilda）