1時間で5千-1万4千円稼ぐ中国のファッションアテンダント

人民網日本語版    2018年5月18日(金) 21時40分

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90後(1990年代生まれ)の美女・劉静芸さんは、ファッションアテンダントとして働いており、顧客のショッピングに「一対一」で付き添い、服や帽子、靴、カバンなどのチョイスを手伝い

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90後(1990年代生まれ)の美女・劉静芸さんは、ファッションアテンダントとして働いており、顧客のショッピングに「一対一」で付き添い、服や帽子、靴、カバンなどのチョイスを手伝い、客のイメージアップをバックアップしている。その内容からすると、夢のような仕事に思える。中国新聞網が報じた。

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ショッピング前に入念な調査

「買い物に出かける前にまず、お客さんの体型や色彩、タイプをチェックする。人によって、身長、体重、骨格、肌の色が異なる。お客さんのイメージアップをうまくお手伝いするには、まず、お客さんのことを把握しておかなければならない」と劉さん。

劉さんは買い物に出かける前に、温かみのある色、クールな色のスカーフや様々な色の生地を使って、顧客に合う色の組み合わせを探したり、メジャーを使って体形に関する基本情報を調べたり、その人の性格、職業、ファッションの好みなどを把握する。そして、店に行って商品を選ぶ時は、顧客の経済状況を考慮に入れ、最終的には顧客自身に選んでもらう。

現在、どのような人がファッションアテンダントをよく利用しているのだろう?劉さんによると、働いている女性や大学を卒業したばかりの人、専業主婦などが多いという。

ファッションアテンダントは高収入

劉さんは2013年からファッションアテンダントをしており、山東省済南市で主に活動している。「料金は現地の経済水準に合わせている。済南なら1時間当たり最低300元(約5200円)で、2時間からスタートとなる。北京や上海広州などの一線都市なら、1時間当たり約800元(約1万3800円)で、もっと高くなる場合もある」という。

高収入が見込めるものの、ファッションアテンダントになるのは簡単ではない。劉さんによると、ファッションに元々興味があったり、メイクやネイル、服の販売などの経験がある人、ダンスや絵画などを専門に勉強したことがある人のほうがその仕事に就きやすいという。美学の基礎がしっかりしており、センスがいいというのがファッションアテンダントの必須条件だ。

また、我慢も必要だ。顧客にしっかりとした自分の好みや美的センスがある場合、ファッションアテンダントは商品を推薦する際に、コミュニケーションを十分に取り、提案を快く受け入れてもらえるようにしなければならない。

ファッションアテンダントの将来性は?

劉さんは、「経済が発展し、国民の消費水準が向上するにつれ、多くの人は衣食があるだけで満足しなくなっている。自分のイメージを向上させ、もっときれいに、もっとかっこよくなりたいと考える人が増えた。そのため、ファッションアテンダント市場の需要は非常に大きく、新興ファッション職業として、整備されながら発展している」と説明する。(編集KN)

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