中国の億万長者の消費に変化=カネ出してでも「より高度な教育受けたい」が増加―米華字メディア

Record China    2012年4月4日(水) 18時28分

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29日、米華字サイト・多維ニュースによると、中国人富裕層の多くが大学などの高等教育機関での講座受講を計画し、最大の目的は人脈を広げるためと考えているためと考えていることが分かった。写真は05年、上海交通大学初のEMBA卒業生。

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2012年3月29日、米華字サイト・多維ニュースによると、中国人富裕層の多くが大学などの高等教育機関での講座受講を計画し、その最大の目的は人脈を広げるためと考えているためと考えていることが分かった。

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このほど発表された「2012年中国高所得者消費白書(The Chinese Luxury Consumer White Paper 2012)」によると、中国には現在資産1億元(約13億2200万円)以上の億万長者が約6万3500人、資産600万元(約7932万円)以上の富裕層が約270万人に達している。

中国の英字紙・チャイナデイリーに掲載された研究報告によると、富裕層の半数近くが「今後3年以内に講座受講を考えている」と回答。3分の1近くが「会議や講座への参加が好き」、3割近くが「行政管理士やEMBA(エグゼクティブ経営学修士)などのコースを受講している」と答えた。また、富裕層の4分の3以上が講座参加の最大のメリットは「人脈の拡大」と回答した。こうした傾向から、新富裕層の消費傾向は“消費”からさらなる“蓄財”への糧に移りつつあることがうかがえる。

一方、中国人富裕層の購買意欲も衰えていないようだ。ある調査によると、回答者の6割が「複数の不動産を購入した」と回答。投資意欲も旺盛で、「株に投資している」は46%、「債券」は41%、「黄金」は25%に達した。さらに「高級腕時計」は65%が海外で購入し、3割以上が米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)3」は3割以上が「買いたい」と答えた。(翻訳・編集/AA)

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