6歳時に誘拐された李さん、24年ぶりに帰郷、記憶薄れていた家族と再会―広西チワン自治区南寧市

Record China    2012年4月2日(月) 19時24分

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3月31日、中国・広西チワン自治区南寧市で、24年ぶりに親子が再会した。李さんの帰りを、故郷の人たちは町をあげて歓迎した。

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2012年3月31日、中国・広西チワン自治区南寧市で、24年ぶりに親子が再会した。チャイナフォトプレスが伝えた。

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1988年5月6日午前、当時6歳だった李(リー)さんは4歳の弟と家からほど近い市場で遊んでいた時に、3人の人さらいに誘拐された。3カ月後に当局は李さんの弟を保護したが、李さんを見つけることはできなかった。

さらに、父親は李さんを探していた時に交通事故に遭い亡くなった。24年の歳月で李さんの記憶は薄れ、故郷や家族に対してあいまいになっていた。故郷で雪を見たことはないと記憶していたが、自分がどこの生まれかずっと断定できなかったという。それでも、当局とインターネットの誘拐被害者支援サイトの協力の下、李さんはついに実の母を探し当て、故郷の南寧市へ妻を連れて帰郷した。当日李さんの帰りを、故郷の人たちは町をあげて歓迎した。(翻訳・編集/内山

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