人民網日本語版 2018年5月14日(月) 22時0分
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ここ数年、国民の生活水準の上昇に伴い、観光産業が持続的な発展を遂げている。産業システムが日に日に整備され、観光客の選択肢がますます増加し、「科学技術観光」が科学技術と観光の融合発展した新たな商品形態として、より多くの新しい可能性をもたらしつつある。
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▽中国人観光客:アジア・太平洋地域で科学技術を最も活用する観光客
旅行の計画から予約、旅行後の体験の共有まで、科学技術は旅行のさまざまな場面に力強い支援を提供する。中国では特にその傾向が顕著で、科学技術への依拠ということでは中国人観光客の右に出る者はいない。旅行関連のウェブサイト・アマデウスが行ったアジア・太平洋地域の14市場の観光客に対する調査「私の旅程の考察報告」によると、中国人観光客はスマート端末による旅行の予約件数で他国を大きく引き離している。あらゆるプラットフォームにおいて、中国人はモバイル端末の利用頻度が高く、検索では62%、予約では66%に上り、日本の23%とは大きな開きがある。
中国人観光客はモバイル接続サービスを熟知しており、旅行中にデータローミングサービスを利用しないとした人は1%にとどまった。
同報告によると、中国人観光客は新興科学技術が生み出した新しいサービスや業務モデルを喜んで受け入れるという。たとえば中国人観光客の90%が旅行中に移動のシェアサービスを利用し、80%が宿泊のシェアサービスを利用しており、この数字はアジア・太平洋地域でトップだった。
▽スマート観光がビッグトレンドに
国家観光局の李金早局長は、「今の時代にあってIT(情報技術)、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、スマート化を考慮しなければ、それは深刻な現実逃避というものだ」との見方を示す。実際、科学技術は旅行をよりスマートにすると同時に、旅行の発展の流れも変えつつある。
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