ミャンマーの中国国境近くで武力衝突、中国側に砲弾が着弾―中国メディア

Record China    2018年5月13日(日) 15時20分

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12日、環球網は、ミャンマーで武力衝突があり、中国側に砲弾が着弾したと伝えた。資料写真。

2018年5月12日、環球網は、ミャンマーで武力衝突があり、中国側に砲弾が着弾したと伝えた。

記事によると、5月12日午前6時45分ごろ、徳宏タイ族チンポー族自治州瑞麗市と隣接するミャンマーのシャン州ムセ地区で、政府軍と武装勢力との間で武力衝突が発生し、避難民が国境を越えて中国側へ避難したほか、砲弾が中国側に着弾したという。記事は、「砲弾の1発は中国側の約200メートルの所に着弾し爆発したが、負傷者は出なかった」と伝えた。

瑞麗市は、直ちに「国境安定応急処置作業対応策」を始動し、国境と市民の命や財産の安全を確保して、同時に国境を越えて流入した避難民に対して適切に対応し、登録を強化して違法な流入を防ぐ対策をとったという。

記事によると、現在のところ中国側の人的被害は報告されていない。記事は市民に対し、「しばらくは国境付近での生産活動を避け、勝手に国境を越えず、特別な事情で国境を越える必要がある場合は、中華人民共和国出入国管理法を厳守し、決して密出入国しないように」と呼びかけている。

中国中央テレビは、ミャンマーのムセ地区での武力衝突で、19人が死亡、29人が負傷したと伝えた。(翻訳・編集/山中)

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