「セデック・バレ」ウェイ・ダーション監督、F4ジェリーやジェイ・チョウの男気に感謝!―中国

Record China    2012年3月28日(水) 16時11分

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27日、台湾映画「セデック・バレ」のウェイ・ダーション監督が、映画制作にあたって、F4のジェリー・イェンや人気アーティストのジェイ・チョウらが水面下で援助をしてくれたエピソードを語った。

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2012年3月27日、台湾映画「セデック・バレ」のウェイ・ダーション(魏徳聖)監督が、中国・重慶市で自著のサイン会を開催。映画制作にあたって、F4ジェリー・イェン(言承旭)や人気アーティストのジェイ・チョウ(周杰倫)らが水面下で援助をしてくれたエピソードを語った。南方網が伝えた。

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昨年の話題映画「セデック・バレ」は、1930年代の台湾中部を舞台に、原住民による抗日蜂起「霧社事件」を描いた作品。資金不足から撮影中断も伝えられ、出演者の1人であるビビアン・スーによる金銭援助も話題になった。実はこれ以外にも、ドラマ「流星花園〜花より男子〜」で知られるF4のジェリー・イェンや、人気アーティストのジェイ・チョウら、多くの人の協力を得て、完成に漕ぎつけたという。

スタッフにも報酬を支払えず、「なぜ撮影開始に踏み切ってしまったのか、後悔した時期もある」と話すウェイ監督。資金を貸してくれる人を探し、知人を介してジェリーやジェイにも連絡したところ、それぞれ1000万台湾ドル(約2800万円)を超える大金を、相談した翌日には届けてくれたという。特にジェリーとは過去に面識もなく、彼の男気には感謝の気持ちでいっぱいだと語っていた。

「セデック・バレ」の台湾公開版は前後編の2部作で、製作費は7億台湾ドル(約20億円)。台湾での興行収入は1.5億台湾ドル(約4億2000万円)で、まだ製作コストを回収できていないが、今後は海外で続々と公開される。続く最新作が“台湾3部作”の3作目となる。前作の「海角七号/君想う、国境の南(08年)」と今作では日本が題材に取り上げられたが、3作目ではオランダから来た海賊を描く作品になるという。(翻訳・編集/Mathilda

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