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26日、中国共産党系機関紙・人民日報傘下の国際情報紙、環球時報が社説を発表し、「中国共産党本部や国務院(政府)が置かれている北京の中南海で銃声が聞こえた」などとする噂について、「むやみに信じないよう」呼び掛けた。写真は中南海。
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2012年3月26日、中国共産党系機関紙・人民日報傘下の国際情報紙、環球時報が社説を発表し、「中国共産党本部や国務院(政府)が置かれている北京の中南海で銃声が聞こえた」などとする噂について、「むやみに信じないよう」呼び掛けた。27日付でシンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
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薄熙来(ボー・シーライ)前重慶市党委書記が腹心の亡命未遂事件をきっかけに失脚した後、中国のネット上では「軍隊が北京中心部に集まっている」「中南海で銃声が聞こえた」「薄氏を支持したある高官が拘束された」など、物騒な噂が駆けめぐっている。
22日付香港メディアは、20日午後から深夜にかけて北京上空を複数の軍用ヘリコプターが旋回していた、と報道。市民からも21日に北京・豊台区で複数の戦車を見かけたとの情報や、王府井から東直門までの6〜7キロの間に5〜60台のパトカーや機動隊の車両とすれ違ったとの証言もある。
こうした状況を受け、環球時報が社説を発表。「噂されていることは、突拍子もないデタラメで、世論を混乱させるだけ」と一連の噂を否定。「社会はこうした噂に対し、理性を失わず、道徳的な角度から、これ以上広がらないよう防御線を張らなければならない。これは1人1人が実践可能な公益活動だ」と呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)
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