女性が結婚できないのは誰のせい?立法委員の発言で大論争に―台湾

Record China    2012年3月28日(水) 16時15分

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25日、「台湾で剰女(適齢期の未婚女性)が増えているのは、外国人女性と結婚する男性が増えたから」という女性立法委員の発言が台湾で大きな論争に発展している。資料写真。

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2012年3月25日、台湾紙・中国時報によると、張暁風(ジャン・シャオフォン)立法委員がこのほど「台湾で『剰女(適齢期の未婚女性)』が増えているのは、外国人女性と結婚する男性が増えているせいだ」と発言し、台湾各界からの批判や反論を招いた。26日付で中国新聞社が伝えた。

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伝統的な婚姻形態は過去の社会状況の上に成り立っていた。教育を満足に受けられず、経済力の低い女性は、結婚しなければ生活できなかった。しかし男女平等社会の現在では、男性と同じく仕事に喜びや生きがいを見出している女性も多く、生活のために結婚する必要もない。反対に、結婚を負担や束縛と感じるようになっている。また、理想の男性に巡り会うことを夢見ているうちに婚期を逸してしまう女性もいる。

実際の統計では「剰女」よりも「剰男」の方が多い。いずれにせよ、現代の若者にとって伝統的な婚姻形態は必要ないのだ。過去には過去の、現代には現代の結婚観がある。非婚や離婚を選択するのは個人の自由だが、社会全体から見れば高齢化や1人暮らしの高齢者の増加による負担増などを生じるため、政府は早急に対策を講じる必要があるだろう。(翻訳・編集/本郷)

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