新幹線を使って愛国意識を鼓舞する日本、そのやり方を中国も見習うべき―華字紙

Record China    2012年3月27日(火) 9時37分

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26日、華字紙・日本新華僑報は、中国の鉄道は日本に学ぶ必要があると論じた、蒋豊(ジアン・フォン)編集長の署名記事を掲載した。写真は中国の高速鉄道。

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2012年3月26日、華字紙・日本新華僑報は、中国の鉄道は日本に学ぶ必要があると論じた、蒋豊(ジアン・フォン)編集長の署名記事を掲載した。以下はその内容。

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3月16日、東海道・山陽新幹線で20年間活躍した初代「のぞみ」300系車両が引退。同じ日、80年代中期にデビューした山陽新幹線の2階建て車両100系も最終運行となり、寝台特急・日本海も44年の歴史に幕を閉じた。

東京、新大阪、岡山などの各駅に1000人を超える市民が見送りに集まり、涙を流したり、記念写真を撮ったりして別れを惜しんだ。こうした光景を目にした外国人観光客は、列車の引退がなぜこれほどまでに日本人の心を揺さぶるのか、理解できないだろう。

日本では新幹線の運営会社が市民の理解と支持を得るため、様々な努力をしている。開通の際には真っ先に沿線の市民らを試乗させたり、ハローキティやゲゲゲの鬼太郎などのキャラクターとコラボしてみたり。特に重視しているのが「子ども心をつかむこと」だ。

ピカピカの立派な車両を子どもの脳裏に焼き付け、「国の鉄道建設の発展」を心の奥深くに植え付ける。こうした親しみやすさが多くの「鉄道ファン」を生んだのだろう。今年は日本の鉄道開通140周年。最近は飛行機に押され気味とはいえ、日本人の新幹線に対する思い入れは格別だ。

中国も高速鉄道を導入するようになった。高速列車もすでに3代目になる。中国は日本の最先端技術を手本とするだけでなく、新幹線を使って国民の愛国意識を集めるやり方を是非とも見習うべきである。(翻訳・編集/NN)

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