李克強首相、日本の主要紙に寄稿―在日本中国大使館

Record China    2018年5月8日(火) 17時30分

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8日、在日本中国大使館は、この日日本を訪れる李克強首相が日本の主要紙に寄稿したことを公式サイト上で紹介、その中国語版全文を掲載した。写真は李克強首相。

2018年5月8日、在日本中国大使館は、この日日本を訪れる李克強(リー・カーチアン)首相が日本の主要紙に寄稿したことを公式サイト上で紹介、その中国語版全文を掲載した。

李首相が寄稿したのは8日の朝日新聞。「中日平和友好事業の再出航を」と題された文章で、冒頭は「中国と日本は互いに重要な近隣である」「しかし、近年の中日関係の改善、発展を推し進める道のりは長いものだった」とつづられている。

李首相はこれに続けて、中国と日本の友好、協力の強化は両国と両国民の利益に合致すると指摘。二国間関係が正しい軌道の上で健全な発展を遂げれば、世界の平和と安定、発展と繁栄により大きな力がもたらされるとの考えを語り、「中日関係には改善の勢いが見えており、両国は正常な発展のレールに戻る交差点に立っている」などと記した。

李首相はこのほか、旧日本軍による侵略戦争や、今年が日中平和友好条約の締結40周年に当たる年であること、多くの日本企業が中国の「一帯一路」構想に興味を示していることなどに言及、さらに「民間の友好は中日関係の根幹だ」と民間の力による両国間の関係強化への期待も示している。(翻訳・編集/野谷

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