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「台湾版靖国神社」と「精神日本人」が中台分裂を引き起こす―米華字メディア

配信日時:2018年5月9日(水) 9時20分
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7日、米華字メディア・多維新聞は、「台湾版靖国神社」で新たに台湾人神職が誕生したことについて「中台の民間対立を引き起こす」と報じた。資料写真。

2018年5月7日、米華字メディア・多維新聞は、「台湾版靖国神社」で新たに台湾人神職が誕生したことについて「中台の民間対立を引き起こす」と報じた。

記事は「台湾にある高士神社は1939年の皇民化運動によって設置され、天照大神が祭られた」と紹介。「戦後廃止されたが、2015年になって日本李登輝友の会メンバーである佐藤健一氏による援助を受けて再建され、佐藤氏が祭祀主宰者を務めて招魂祭が行われた。そして今年5月5日の例大祭では、台湾人の黄俊瑜(ホアン・ジュンユー)氏が初めて祭祀主宰者を務めた。黄氏は中学の頃から日本の神職に憧れ、ネットで連絡を取った佐藤氏を養父として佐藤冬木という名を得た後、その望みをかなえた」と解説した。

その上で、「同神社は『台湾版の靖国神社』と称されている」とし、「佐藤氏と『友の会』の目的は、この神社を再建して日本の軍国主義を美化することだ」と主張。「黄氏は誤った歴史認識を持つ『精神日本人』ゆえに彼らのコマにされた。また、台湾人として民進党系メディアによって大いに宣伝され、台湾には多くの『皇民の末裔』や『精神日本人』がいるというステレオタイプが形作られたことで、中台間の民間対立をも引き起こしている」と論じた。

そして、「同神社のニュースが伝わると、中国本土のネット上では強い民族感情による反発が起きた。一方で、特殊な事例を一般化するメディアの効果によって中台間のアイデンティティに大きなダメージを与えており、中台の分裂をもくろむ台湾独立勢力や日本の右翼の思うつぼとなっている。中台双方の市民は、慎重に向き合うことが必要だ」としている。(翻訳・編集/川尻

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