1日3食をデリバリーのバイクから盗んで食べていた男2人を逮捕―中国

Record China    2018年5月7日(月) 21時40分

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5日、看看新聞によると、1日3食すべてをフードデリバリーのバイクから盗んで食べていた2人の男が逮捕された。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年5月5日、看看新聞によると、フードデリバリーのバイクから食べ物を盗んで食べていた2人の男が上海市長寧区の警察に逮捕された。

調べによると、男らは蘇寧電器や万麗ホテル、龍之夢、中山公園の一帯で犯行に及び、1日3食すべてを盗んだ食べ物でまかなっていた。容疑者の1人は、実家を出て上海に来たが、仕事が大変で収入も多くないため、しばらく働いておらず、1カ月近くぶらぶらしていたが、金がないため犯行に及んでいたという。

看看新聞は、犯行の様子をとらえた防犯カメラの映像も紹介している。映像には、男が辺りをうかがいながらバイクに近づき、保管している箱のふたを開けて食事があるのを確認するとすばやく取り出し、持ち去る様子が映っている。

これに対し、中国のネットユーザーから「良かったじゃないか。拘留所なら1日3食与えてくれるよ」「刑務所なら1日3食保障されるから盗む必要はなくなるね」などのコメントが寄せられた。

また、「上海の警察はえらいな。フードデリバリーの盗みでもちゃんと扱うんだから」という意見もあったが、これは中国では被害額が少ないと警察が動いてくれない場合が少なくないからだろう。

ほかには、「これは道徳の問題だ。仕事が大変とかという問題ではない」「若いうちはもっと努力すべき」「警備員になればいいのに。宿舎と3食が付いているのだから」など、諭すようなコメントも多かった。(翻訳・編集/山中)

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