欧米諸国の「作られた」優越感、中印の台頭で終えんか―スペインメディア

Record China    2018年5月7日(月) 8時0分

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5日、スペインの中国政策観察網はこのほど、ベネズエラ外交官の寄稿記事「欧米諸国の『作られた』優越感は終わりを迎えるのか」を掲載した。写真はインドのガンジー像。

2018年5月5日、参考消息網によると、スペインの中国政策観察網はこのほど、ベネズエラ外交官の寄稿記事「欧米諸国の『作られた』優越感は終わりを迎えるのか」を掲載し、中国とインドの台頭により、国際社会における欧米の優位性が失われるとの見通しを示した。以下はその概要。

アジアの2大大国、中国とインドは19世紀初めに栄えたが、その後衰退の道をたどった。しかし200年を経て再び台頭しつつある。欧米諸国の優越感も長くはもたないだろう。西暦1800年まで中印両国で世界の国内総生産(GDP)の半分を生み出していた。過去2000年のうち1800年は中印両国が世界の経済大国だった。今後は遅くとも50年までに、再びかつての状態に戻るだろう。

専門家によると、50年の中国経済規模は米国の2倍に達し、すべての欧米諸国を合わせた規模を超える。インド経済の規模は米国並みになる。中印の中産階級の収入は今に比べて8割増加する一方、欧米では1%の伸びにとどまるとみられる。中国では20年、中産階級が7億人に達して総人口の48%、インドでは5億8300万人で41%となる。中印両国で12億8300万人の巨大市場になる見通しだ。(翻訳・編集/大宮)

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