海南省、59カ国対象にビザ免除政策実施スタート インドネシア人が一番乗り

人民網日本語版    2018年5月5日(土) 14時20分

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今月2日未明、インドネシアから来たJT2789便が海南省の海口美蘭国際空港に到着し、インドネシア人99人がビザなしで入国した。

今月2日未明、インドネシアから来たJT2789便が海南省の海口美蘭国際空港に到着し、インドネシア人99人がビザなしで入国した。海南省では、59カ国の国民を対象としたビザ免除政策の実施が1日からスタートし、99人は同政策を利用して海口市を訪問した第1陣の旅客となった。

海南省は今月1日からロシア英国、フランス、ドイツ、ノルウェー米国、カナダ、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、日本、シンガポールなど59カ国の国民を対象としたビザ免除政策を実施している。滞在可能期間は最長30日。海南省で登録されて中国国家観光局の承認を受けた旅行代理店を通じてツアーを予約した、団体または個人が対象だ。

海口の出入国管理当局の関連の責任者によると、同市は同政策の実施に当たり、▽政策が適用できる対象59カ国からの旅客がビザなしで入国できる専用通路を設置し、それらの旅客のスムーズな入国を実現し、入国手続きの効率を向上させる▽航空会社が前もって入国カードを配るよう手配し、旅客が前もって正確に必要事項を記入しておくことで、入国検査にかかる時間を短縮する▽入国検問所のホールにあるLEDスクリーンや、設置したディスプレーなどで、59カ国からの旅客を対象にしたビザ免除政策と関連の対策をPR、紹介し、出入国手続きを行う中国人、外国人の満足度を向上させる▽関連職員に対する訓練を強化し、入国する外国人旅行客など、サポートが必要な人に行き届いたサービスを提供する―――の4つの措置を講じた。

あるインドネシア人観光客は、ガイドの通訳を挟んで取材に応じ、「ビザ免除の新政策はとても魅力があるから、今回は母親を連れて海南省に旅行に来た。今回は6日ほどの短期バケーション」とし、新政策では最長30日間の滞在が可能になったことを知ると、「必ずもう一度時間を見つけて、じっくりと旅行を楽しみに来る」と話した。(編集KN)

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