中国で大ヒットの日本のスマホゲーム、中国版の内部テスターがスタート、北京の土産物も加わる―中国メディア

人民網日本語版    2018年5月5日(土) 15時30分

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今年初めから、日本のスマホアプリ「旅かえる」が中国で大人気となり、開発した「ヒットポイント」は、「中国語版がなく、日本語版しかないのになぜか中国人の間で大ヒットした」とその人気ぶりを驚いた。

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今年初めから、日本のスマホアプリ「旅かえる」が中国で大人気となり、開発した「ヒットポイント」(Hit−Point)は、「中国語版がなく、日本語版しかないのになぜか中国人の間で大ヒットした」とその人気ぶりを驚いた。人民網が伝えた。

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微信(WeChat)のモーメンツに次々にアップされていた日本全国で旅する「かえる」がついに中国へも旅行に行くようになった。阿里巴巴(アリババ)グループは4月、「ヒットポイント」と戦略的提携を結び、「旅かえる」の中国における配信権を獲得したと発表した。

「旅かえる」は、2017年末にヒットポイントがリリースした放置系シミュレーションゲームで、遊び方はいたってシンプル。プレイヤーは庭でクローバーを収穫し、旅立つかえるのために「おべんとう」や「どうぐ」、「おまもり」などの旅支度を整えるだけだ。かえるは旅に出かけていることもあれば、家にいる時もあり、プレイヤーが支度を整えていなくても、かえるは旅に出かける。リリース後、中国版がなかったにもかかわらず、中国のApp Storeの無料ゲームアプリのダウンロードランキングでトップになり、中国のiOS端末での総ダウンロード数は3000万回を超えるなど、大ヒットとなった。

現在、中国版「旅かえる」は、アリババが運営するショッピングサイト・淘宝を通して内部テスターがスタートしており、プッシュ通知があったユーザーはテスト体験できるようになっている。ネット上に流れているスクリーンショットを見ると、中国版の名前は「旅かえる:中国の旅」で、内容も全面的にローカライズされている。例えば、かえるが行く観光地は、中国の観光スポットが含まれているほか、「おべんとう」には焼き包子、「どうぐ」には玉の飾り、ひょうたん、油紙傘などがある。

一足早く体験したあるネットユーザーは、「今回かえるが持って帰ってきたお土産は、北京名物の食べ物や故宮の建物が映ったポストカードなど。なじみのあるものばかりで、日本語版よりもっとはまってしまいそう」とコメントしている。各種アイテムや旅先が違うほか、かえるの部屋や庭のデザインも日本語版とは少し違い、部屋の中には、蒸籠や屏風など中国の要素にあふれたものが加わっている。中国版の正式リリースを心待ちにしている人も多いだろう。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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