2012年3月20日、中国のスポーツニュースサイト・網易体育によれば、イタリア出身のサッカー選手、アレッサンドロ・デル・ピエロが今夏にユヴェントスを離れ、日本・中国・米国のいずれかのチームへ移籍する。英サッカー専門のメディア「Goal．com」が報じた。

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親日家としても知られるデル・ピエロ選手は東日本大震災被災者の支援も行っており、欧州以外のサッカー文化圏でプレーを希望しているという。特に日本に強い関心を持っているが、現在のJリーグには年俸が200万ユーロ（約2億2000万円）を超える選手はおらず、日本チームとの契約は経済要素が大きな壁になる可能性が高いと記事は指摘している。

その一方で、デル・ピエロ選手は中国でのプレーにも関心を寄せているという。中国ではスーパーリーグの貴州人和・大連阿爾濱・広州富力・上海申花の各チームが同選手の獲得に意欲を示しており、いずれのチームも資金面の心配はないと、記事は伝えている。

1993年からユヴェントスでプレーしてきたデル・ピエロ選手。その移籍先は日・中・米国のどのチームになるのか、今後の去就が注目される。（翻訳・編集/岡田）