外国メディアが文大統領につけた「ニックネーム」、韓国ネットから称賛の嵐

Record China    2018年5月2日(水) 12時53分

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1日、韓国メディアは「先月27日に北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との南北首脳会談を成功させた韓国の文在寅大統領に海外メディアが多大な関心を示している」とし、海外メディアがこれまで文大統領につけたニックネームについて報じた。写真は文大統領。

2018年5月1日、韓国・ノーカットニュースは「先月27日に北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との南北首脳会談を成功させた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に海外メディアが多大な関心を示している」とし、海外メディアがこれまで文大統領につけたニックネームについて報じた。

記事が一つ目として伝えているのは「交渉人(the negotiator)」。大統領候補時代の17年5月、文大統領は米タイム誌アジア版の表紙を飾ったそうだが、同誌では文大統領を「the negotiator」と表現し、「金正恩氏を操れる韓国指導者を目指す(Moon Jae-in aims to be the South Korean leader who can deal with Kim Jong Un)」という見出しで報じたという。

二つ目は「外交の巨匠(master class in diplomacy)」。米オンラインメディア・ボックス(Vox)は今年3月9日に「韓国の大統領はどうやって北朝鮮と米国を戦争の一歩手前で救ったのか」という見出しで、文大統領を「master class in diplomacy」と表現したという。

三つ目は「戦術の達人(the master tactician)」。香港の英字紙・サウスチャイナ・モーニング・ポストは今年3月11日のコラムで、文大統領を米トランプ大統領と金委員長の首脳会談を成功させた「the master tactician」と紹介したそうだ。

四つ目は「偉大な交渉人(the great negotiator)」。米タイム誌は文大統領を「2018年最も影響力のある100人」の1人に選定したが、マーク・リッパート元駐韓米国大使は先月、推薦の辞で文大統領について「偉大な交渉家(the great negotiator)」と称したとのこと。

それから五つ目。米大手総合情報サービス会社・ブルームバーグは先月24日に「解決師の文在寅(Moon jae-in the Fixer)」というタイトルで56秒の動画を公開したという。

そして最後は「交渉の達人(the masterful dealmaker)」。米CNNは先月27日、南北首脳会談終了後に「交渉の達人:文(moon : the masterful dealmaker)」というタイトルの動画(2分6秒)を公開。そこで「トランプ大統領が『交渉の鬼才(the art of the deal)』だとしたら、文大統領は交渉の達人」と伝え、「北朝鮮との関係を改善させ、自らを『宥和論者(appeaser)』と呼んで対北朝鮮政策で意見の食い違いがあったトランプ大統領の参加を誘導した」と評価したそうだ。

これを受け、韓国のネットからは2000件以上のコメントが寄せられている。「誇らしい」「謙虚で真面目な大統領」「世界を動かす指導者」「世宗(セジョン)大王以降最も信頼できる大統領」「国内より国際的に大きく認められている文在寅大統領」と称賛コメントであふれており、中には「六つ?確かに合ってるけど、個人的に文大統領にぴったりな表現は『ヒューマニスト(人文主義者)』。人が第一であることを実践的に見せてくれる人」との声も上がるなど、まだまだ多くの表現が出てきそうだ。

一方で、世間を騒がせてきた歴代大統領の不祥事や問題を指摘して「任期が終わるまで今の気持ちを忘れずに、退陣後も尊敬される大統領になってください」とのメッセージも送られた。(翻訳・編集/松村)

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