「出来たてを提供」はうそ!米大手ファストフードの実態をテレビが暴いた―中国

Record China    2012年3月17日(土) 12時23分

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15日、中国中央電視台の特別番組「3.15晩会」は、マクドナルド中国・三里屯店で、調理から時間がたった製品を販売するマニュアル違反があったことを報じた。写真は16日、報道を受けて営業を一時停止した同店。

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2012年3月15日、中国中央電視台(CCTV)の特別番組「3.15晩会」は、マクドナルド中国の北京・三里屯店でマニュアル違反があったことを報じた。米華字ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。

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3月15日は世界消費者権利デー。CCTVは特別番組を放映した。番組の目玉となったのが、カルフールの賞味期限切れ豚肉販売、そしてマクドナルド中国のマニュアル違反だった。

マクドナルドのマニュアルでは調理から一定時間がたった商品を廃棄することが定められている。ところが調理した手羽先は30分以内に販売されるはずが1時間半も保温機に入れられたまま。パイは包装に書かれた賞味期限を勝手に書き換えている。こうした違反の数々がテレビに映し出された。さらにある店員は「すべては利益を上げるため」と話し、店ぐるみの規則違反だったことを認めている。

放送からわずか30分後、マクドナルド中国はマイクロブログを通じて、マニュアル違反を謝罪し問題の徹底調査を約束した。電撃謝罪までのあまりの早さが話題となったが、「危機管理を徹底する前に品質管理を徹底しろ」と怒りを見せるマイクロブログユーザーもいた。(翻訳・編集/KT)

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