ドキュメンタリー番組「南京の傷跡」がエミー賞受賞

人民網日本語版    2018年4月30日(月) 17時50分

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米国テレビ界最高の栄誉とされる「プライムタイム・エミー賞」のクリエイティブアート・エミー賞の授賞式が、27日に米国・ロサンゼルスで行われた。

米国テレビ界最高の栄誉とされる「プライムタイム・エミー賞」のクリエイティブアート・エミー賞の授賞式が、27日に米国・ロサンゼルスで行われた。江蘇省放送テレビ局(集団)が出資し、米テレビチャンネルのA&Eネットワークスが共同製作した南京大虐殺をテーマとするドキュメンタリー番組「南京の傷跡」が最優秀撮影賞と最優秀編集賞にノミネートされ、最終的に最優秀撮影賞を受賞した。

「南京の傷跡」の同賞受賞は、同番組が西側のテレビ界のメーンストリームで高い評価を得たことを意味する。

この番組を出品した同集団の卜宇代表は、「私たちは『南京の傷跡』を企画した際に、西側主流メディアで放送され、より多くの西側の視聴者に第二次世界大戦中に中国の南京で起きた人類の大きな災厄を知ってもらいたい、より多くの人に当時の歴史を知ってもらいたい、当時の歴史を記憶に刻み、平和を大切にし、あのような歴史を二度と繰り返さないでほしいと考えた」と述べた。

同番組の米国版は2017年12月13日に米歴史チャンネルで放送された。南京大虐殺をテーマにしたドキュメンタリーが西側主流メディアで放送されたのは、今回が初めてのケースだ。同番組は江蘇広電国際放送有限公司によって、これまでにアジア、アメリカ大陸、アフリカ、欧州の120カ国・地域で放送されている。(編集KS)

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