人民網日本語版 2018年4月30日(月) 15時0分
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米国人女性ドリーン・ハインドさん(93)は、「太極拳は中国が世界に贈った大切な贈り物。一生をかけてこの文化を伝えて行きたい」と取材に答えた。
米国人女性ドリーン・ハインドさん(93)は、「太極拳は中国が世界に贈った大切な贈り物。一生をかけてこの文化を伝えて行きたい」と取材に答えた。数十年間に渡り太極拳を吟味し、鍛錬したハインドさんの背筋はピンと伸び、落ち着き払っていた。「太極拳を習うと健康な肉体だけでなく、心の落ち着きを保つこともできる。太極拳文化から得たものは一生の宝となった」と彼女は話した。新華網が伝えた。
オーストラリア出身のハインドさんは米国に移住後、太極拳と出会い、長年に渡り国連で太極拳を教えている。その後、カナダに移り住んだ彼女は、お金に困ったこともあったが、十数年太極拳を無償で教えてきた。
ハインドさんは、「太極拳は学生の勉強に対するストレスを解消し、成績を上げるのにも効果的」と話す。様々な大学で太極拳を教えてきた彼女は、これから太極拳を小中高教育に導入する予定だという。
国連太極拳文化学会の曹国忠会長は、「太極拳の武徳修行に求められる項目を行うことで、修行者の体質が強化されると同時に、教養を高め、人と自然、人と社会のつながりが深まる」と言う。これは、ハインドさんが長期的に西洋で太極拳を伝えた重要な要因の1つでもあった。
ハインドさんとともにニューヨークの国連本部でイベントに参加した、エド・エイムスウィルさんは、「太極拳を始めて9カ月しかたっていないが、収穫は多い。太極拳文化は人の心を落ち着かせ、極端な方向に走らないようにさせる。私自身もキッチンで仕事をしている際、不意に太極拳の動作をしていることがある。太極拳文化は世界平和に貢献すると信じている。国連は太極拳文化を今まで以上に広めていくべきだ」と話した。(編集TK)
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