動物園のクジャク4羽、来場者に美しい羽をむしり取られ無残な姿に―中国

Record China    2018年5月1日(火) 6時50分

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30日、北京青年報は、浙江省揚州市の動物園でクジャクの羽毛が来場客にむしり取られ負傷するトラブルが発生し、ネット上で物議を醸したと伝えた。

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2018年4月30日、北京青年報は、浙江省揚州市の動物園でクジャクの羽毛が来場客にむしり取られ負傷するトラブルが発生し、ネット上で物議を醸したと伝えた。

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記事は「今年始め、揚州市茱萸湾動物園のクジャク4羽の羽毛が客にむしり取られ、クジャクが血を流した。ネットユーザーが撮影した動画には、尾の羽がほとんど抜き取られ、短い羽毛しか残っていないクジャクの姿が映っており、ネットユーザーからは『動物はおもちゃじゃない。傷つけないでほしい』『クジャクを傷つけた客を罰するべき』といった怒りの声が出ている」とした。

動物園のスタッフによると、負傷した4羽は応急処置を施されたうえで、専門の獣医による治療を受けている。クジャクは通常毎年11月ごろに新しい羽毛が生え始めることから、4羽が完全に回復するのは来年3月から4月ごろになるという。

記事は「動物園では来場者と動物とのふれあい体験を強化すべく、クジャクなど一部の動物を放し飼いにしていた。トラブル発生後は人員を増やして監視体制を強化するとともに、掲示板の設置や放送を通じて来場者に注意喚起している。ただ、面積が広く、監視カメラのエリアも限られるため、トラブルを完全には防ぎきれないようだ」としている。

同動物園のスタッフは「クジャクなどの動物を傷つける行為を見つけた場合は警察に通報する。また、当事者を園のブラックリストに入れることも検討する」と語った。(翻訳・編集/川尻

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