ポルトガルで中国製の偽造タバコ24トン焼却、欧州で密輸が横行―中国紙

Record China    2012年3月15日(木) 19時41分

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12日、ポルトガル警察当局はこのほど、2007年に密輸された500万ユーロ相当の中国製偽造タバコ24トンを焼却処分した。写真は北京で摘発・焼却処分された偽造タバコ。

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2012年3月12日、ポルトガルメディアによると、同国の警察当局は10日、2007年に密輸された500万ユーロ(約5億4780万円)相当の中国製偽造タバコ24トンを焼却処分した。14日付で環球時報が伝えた。

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記事によれば、欧州の多くの国で中国人犯罪グループが偽造タバコの密輸を行っているとされ、その多くは海路を使って中国から直接運び、日用品の名目で持ち込んでいたという。特にスペインとポルトガルが多く、密輸グループは両国に持ち込んだ密輸品をさらにフランスなど他の国々に運んでいたとされる。

両国警察はここ10年の間に数十回にわたって偽造タバコの密輸を摘発しているが、偽造タバコは中国で製造された物だったものの、密輸グループの構成員は中国人だけではなく、パキスタン人やモロッコ人も多く、パキスタン人の中には独自のルートで中国へ偽造品を買い付けに行くケースもあることが警察の調べで判明している。

スペインのメディアによれば、偽造されているタバコの銘柄はマルボロやキャメルなど。スペインの衛生当局が中国製の偽造タバコに対して検査を行ったところ、品質が著しく劣り、含まれるニコチン量が数十倍に及ぶ物もあった。

ポルトガル検察機関は近日中に身柄を拘束している中国人28人に判決を下すことになっている。(翻訳・編集/岡田)

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