アニメはなぜ日本を代表する文化産業になり得たのか―中国メディア

配信日時:2018年5月1日(火) 10時50分
アニメはなぜ日本を代表する文化産業になり得たのか―中国メディア
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26日、日本の情報を発信する中国の自メディア・日本視覚は、「日本アニメはなぜ日本の代表的な文化産業になることができたのか」と題する記事を掲載した。写真はジブリ美術館。
2018年4月26日、日本の情報を発信する中国の自メディア(新興メディア)・日本視覚は、「日本アニメはなぜ日本の代表的な文化産業になることができたのか」と題する記事を掲載。自国アニメと比較しながら日本アニメの成功の秘訣を分析している。

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記事は冒頭、「80年代以降、日本アニメは世界を席巻し、現在は全盛期に入っている。アニメの種類、形、内容、テーマなどは明らかな細分化が見られ、スタイルもますます多様化している。毎年、さまざまなシリーズ作品が次から次へと生まれ、アニメ文化の発展はすさまじい勢いを見せている」と現在の日本アニメを評価した。

また、「日本アニメの発展によって世界で日本文化への理解と親しみが増しており、日本の国際的な地位確立にも貢献している」とし、「日本が対外文化輸出でこれほど成功している一方、わが国のアニメーション産業は停滞している。国内市場でさえも、その人気は日本アニメに遠く及ばない」と両者を比較。「私たちは日本アニメの発展の角度から自国のアニメ産業を振り返るべきである」と主張した。

続いて、日本のアニメがここまで発展した具体的な要因に言及している。記事は、日本の国としての発展と通じるところがあると考えており、「最も重要な要因」として「他国の先進文化と自国の特色ある文化を結合させ、新しいものを生み出すことに長けている」という日本人の能力を挙げた。そして、「他国のものを自国の文化と結合させることによって、見る人を彼らの文化の中に引き込む。この異なる文化体験は視聴者にとって大きな魅力となる。日本アニメが世界で受け入れられていることは偶然ではない」とした。

日本アニメの優れている部分について「ストーリーが起伏に富んでいて、人々を引き込む力がある。情景は細部にまで精巧に表現され、声優の声やBGMもそれにピッタリとマッチしている」と分析。さらに、「内容は豊富で、すべての年代が楽しむことができる。宮崎作品のように、見ている人に素晴らしい楽しみを与え、心の深い所に触れ、自然に対するあこがれと生命への考え方にヒントを与えてくれる」と評した。

記事はこの他、日本アニメの影響はアニメ界だけにとどまらないとし、アニメ映画と共に主題歌や、登場する声優の人気に火がつくこともあることや、いわゆる聖地巡礼など映画にゆかりの地を訪れる人が増えることで観光業の発展にもつながることを指摘した。(翻訳・編集/北田
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  • アメポ***** | (2018/05/02 08:07)

    日本ではアニメって実写映像作品に比べると「お手軽」だったんだよね。ロケ地も必要ないし、SFX技術も必要ないし、巨大なセットも必要ない。美男美女もブスブ男も思いのままだし、メカやモンスターだってデザインするだけで出演させられる。 尤も、お手軽と言っても苦労が無い訳じゃないし、薄給で絵を描いているアニメーターの苦労も半端じゃないんだけど。シナリオ・演出がピンキリって部分は実写コンテンツと変わらないし。 で、実写映像コンテンツが「役者」とは程遠い大根アイドルでキャスティングされ始め、売れたマンガ・アニメを原作にするようになってからは、ますますアニメ作品の方が世界中に広まっていった。 今でもカンヌとかに出品される程度には実写コンテンツも作られてるけど、昔の「クロサワ」の時代を取り戻せるような勢いは無いね。 作品が大量に作られれば駄作も増えるけど傑作も多くなる。アニメ業界は今の所はまだ大丈夫かな。
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  • ato***** | (2018/05/01 20:35)

    80年以前のアニメは『小さな子供が観ても理解できる』というコンセプトだったため、大人が観るには単純すぎた。しかし『機動戦士ガンダム』辺りからSF的設定を盛り込み、大人でも見ごたえのある内容となった。子供と大人では経済力に差があるため、ターゲットを〈大人層〉にしぼったアニメが作られたのだ。そしてアニメは視聴率より、関連グッズの売れ行きが問われる時代となった。
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