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中国はなぜ「精神日本人」取り締まる法整備を進めるのか―英メディア

配信日時:2018年4月27日(金) 9時50分
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26日、英BBCの中国語版サイトは、「中国はなぜ精日分子を取り締まる法整備を進めるのか」とする記事を掲載した。写真は17年8月、上海の日中戦争跡地で旧日本軍の軍服を着て記念撮影する「精日分子」。

2018年4月26日、英BBCの中国語版サイトは、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会が25日、旧日本軍のコスプレで記念撮影をするなどの「精日(精神日本人)」行為を厳しく取り締まる方針を決めたことに関連し、「中国はなぜ精日分子を取り締まる法整備を進めるのか」とする記事を掲載した。

記事はまず、「英雄的な殉難者の精神や愛国心の高揚」を目的とし、英雄や殉難者の侮辱や誹謗(ひぼう)に及んだ者を処罰する「英雄烈士保護法案」が全人代常務委員会に提出され審議されていることを紹介し、審議中の法案に「精日」行為に関する条文を追加し、刑事責任を追及できるようにする方針が決まったことを紹介した。

その上で記事は、今月行われた映画関連イベントで、終了後の会場に大量のごみが散乱している様子に腹を立てたある中国人大学院生が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「臭い中国人ども!」とののしると、「中国を辱める精神日本人」などと糾弾され、身元をネット上にさらされる事態になったことを取り上げた。

記事はさらに、今年2月に「南京大虐殺の死者はたったの30万人。少なすぎた」などとネット上に投稿し5日間の行政拘留処分を受けた男が翌月、「南京大虐殺記念館」で侮蔑的な言葉などが含まれる動画を撮影してネット上に投稿し再び拘留処分を受ける騒ぎを起こしたこと、こうした事態を受け、王毅(ワン・イー)外相が両会の記者会見で「精日分子は中国人のくずだ」と批判したこと、俳優のジャッキー・チェンを含む38人の全国政治協商会議の委員が、国家と民族の尊厳保護のための新法制定を提案したことなどを紹介した。

その上で記事は、全人代常務委員会で審議中の「英雄烈士保護法案」に、「英雄烈士の功績や精神を冒とくし、侵略戦争や戦略行為を宣伝・美化し、面倒を引き起こし、公共の秩序を乱し、治安管理に違反する行為を構成した場合は、公安機関が法律に基づいて治安管理処罰を科し、犯罪を構成した場合は、法律に基づき刑事責任を追及する」という条文が追加されることを伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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