フランスで「中国人侮辱劇」、役者が謝罪―中国メディア

Record China    2018年4月26日(木) 19時50分

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26日、環球時報は、中国人を侮辱するような劇を演じた、フランスで有名な喜劇役者が謝罪したと報じた。資料写真。

2018年4月26日、環球時報は、中国人を侮辱するような劇を演じた、フランスで有名な喜劇役者が謝罪したと報じた。

記事は「2016年末、フランスで有名な喜劇役者ガッド・エルマレ氏とケヴ・アダムス氏が舞台劇の中で『中国人』と題したユーモア劇を演じた。舞台では弁髪付きの丸帽子をかぶったケヴ氏が極めて大げさな中国なまりのフランス語を話し、卑しくて憎らしい中国人のイメージを表現し、ガッド氏は道士の服を着るとともに中国式のヘアスタイルで、『徒弟』のケヴ氏をからかった」と紹介。この様子がテレビで放送されると、中仏混血のキャスターであるルイス・チェン氏がネット上で2人を批判したという。

記事によると、今月17日にこの劇をフランスW9テレビが再び放送し、放送前日にはガッド氏がツイッター上で「本作品への支持に感謝します。明晩の再放送が待ち遠しい」と書き込み、この言葉をあたかもルイス氏がしゃべっているようかのような画像を添付したという。

ガッド氏の行為は、スターによる個人攻撃であるとしてネット上で大きな批判を浴びたといい、フランスCSA(視聴覚高等評議会)は、再放送後に100件余りのクレームが寄せられたことを明らかにし、フランスの大手メディア十数社もこの件に注目したという。世間の圧力を受け、ガッド氏は23日夜にテレビ番組の生電話で謝罪。ルイス氏に「申し訳ない。SNS上での挑発は誤りだった」とするとともに、問題の劇は「笑いを取るためのもので、誰かを傷つけるつもりはなかった」と語ったという。(翻訳・編集/川尻

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