「両会なんて茶番、まずは自分たちが手本を示せ」、庶民は冷ややかな反応―中国

Record China    2012年3月7日(水) 15時8分

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5日、中国の「両会」(人民代表大会と政協全国大会)に国内外のメディアが注目しているが、中国本土のインターネットユーザーたちは冷ややかな反応をしている。写真は7日、両会開催中の北京で、人民大会堂や天安門広場周辺を警備する警察官たち。

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2012年3月5日、聯合報によれば、国内外の各メディアが中国の「両会」(人民代表大会と政協全国大会)に注目しているが、中国本土のインターネットユーザーたちは冷ややかな反応だという。

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中国政府は三公(公務における飲食費、公用車費用、海外出張費用)の支出削減や汚職撲滅を掲げているが、上海財経大学の蒋洪(ジアン・ホン)教授は政府の予算の透明性について批判を明らかにし、「病魔は奥深くまで根づいている」として「改革は政府中央から始めなければ」と指摘していると、広東省の有力紙・南方都市報が報じた。

インターネットユーザーも中国版ツイッターで「両会」に対して冷ややかな見方を示しており、ある人は「両会」を「茶番だ」と指摘。別のある人は「代表たちはせめて身につけている海外のブランド品を目に触れないようにすべきだ」と指摘している。

ある人はチャイナドレスで着飾った浙江省の女性代表について「見た目だけで中身が感じられない」と酷評し、「そのドレスを買う金はどこから得たのか」と疑問視している。

香港紙・東方日報によれば、このチャイナドレスは杭州の中国シルク博物館がバックアップしてオーダーメードしたもので、浙江省のシルクをプロモーションすることと、中国本土女性の国際イメージ向上のためのものだという。(翻訳・編集/岡田)

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