日米共同記者会見で対外貿易の対等求める、中国政府の反応は―中国メディア

人民網日本語版    2018年4月20日(金) 17時10分

拡大

中国外交部の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、米国が対外貿易で「対等」を求めているとしたことについて、「対等と公平は一存で決めるのではなく、各国が平等な協議を通じて定めた統一的な国際ルール・基準による必要がある」と指摘した。

中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は19日の定例記者会見で、米国が対外貿易で「対等」を求めているとしたことについて、「対等と公平は一存で決めるのではなく、各国が平等な協議を通じて定めた統一的な国際ルール・基準による必要がある」と指摘した。

【記者】トランプ米大統領は日本の安倍晋三首相との共同記者会見で、中国製自動車に対する米国の関税率は2.5%だが、米国製自動車に対する中国の関税率は25%であり、米国が対外貿易において最も求めるのは「対等」だとした。これについてコメントは。

【華報道官】「対等」の問題に関して、世界貿易機関(WTO)は関税対等の原則を設けておらず、WTO加盟国の関税の総水準も全て同じというわけではない。対等と公平は一存では決められず、全く自らの利益と必要に基づき基準を定めることはできず、各国が平等な協議を通じて定めた統一的な国際ルール・基準による必要があり、かつ各国が共に遵守するべきだ。売買の強制は断じて対等や公平ではない。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携