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日米首脳会談、2020年までに朝鮮半島の非核化目指す、平昌から東京へ緊張緩和のリレー?

配信日時:2018年4月21日(土) 12時50分
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日米首脳会談に関連して2020年までに北朝鮮に非核化を迫る案が浮上、と日本メディアが伝えている。2月の平昌冬季五輪を機に動きだした朝鮮半島の緊張緩和が東京夏季五輪の年にリレーされ実を結ぶのか。資料写真。

2018年4月21日、安倍晋三首相と米国のトランプ大統領の3回目の日米首脳会談。これに関連して2020年までに北朝鮮に非核化を迫る案が浮上、と日本メディアが伝えている。2月の平昌冬季五輪を機に大きく動きだした朝鮮半島の緊張緩和が東京夏季五輪の年にリレーされて実を結ぶのか。

日米首脳会談で両首脳は過去の過ちを朝鮮半島で繰り返してはならず、北朝鮮に非核化の具体的行動を求めていくことで一致。トランプ大統領は6月初旬までに予定する金正恩朝鮮労働党委員長との史上初の米朝会談について「もし実りあるものにならないと思ったら、会談しない」と述べ、成果に自信をのぞかせた。

トランプ氏は18日、次の国務長官に予定されているポンペオ中央情報局(CIA)長官が米朝首脳会談の準備のため、4月初めに極秘訪朝し、金委員長と会談したとツイート。北朝鮮の非核化に向けた事前交渉が進んでいることを明らかにした。この日の安倍首相との会談の冒頭、トランプ氏は「何が起こるか見てみよう。違うことを言う人はいるが、私はうまくいく気がする」とも語ったという。

北朝鮮に20年までに核・ミサイル開発の全面放棄を求める案について、日本メディアは「北朝鮮による時間稼ぎを許さないため」と報道。「期限を設定して交渉を進める必要があると判断したとみられる」と伝えている。

これに対し、北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会が20日に開かれ、21日から核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試験発射を中止し、北部の核実験場を廃棄することを決定した、と伝えた。

金委員長は3月下旬の中国の習近平国家主席との会談で、非核化に向けた「段階的で歩調を合わせた措置」を求めた、とされる。今回の決定はあくまで「中止」で、今後、核・ミサイルを放棄する条件や段取りをめぐり、調整の難航も予想されそうだ。

米朝首脳会談に先立ち、27日には韓国文在寅大統領と金委員長の南北首脳会談が開かれる。聯合ニュースによると、文大統領は19日、主要メディアの社長らを青瓦台(大統領府)に招いた席で、「北は今、国際社会に完全な非核化の意思を表明しており、われわれに積極的な対話の意向を示している」として、「米朝も積極的な対話の意思を持って首脳会談を準備している。会談成功のため、良い雰囲気をつくろうとする誠意を互いに見せている」と述べた。

さらに「65年間続いてきた(朝鮮戦争の)休戦体制を終え、終戦宣言を経て平和協定の締結へ進まなければならない」と強調。「(北朝鮮は)在韓米軍の撤収など米国が受け入れられない条件を提示せず、対北敵視政策の撤回、安全保障を言うだけ」として、「その点が確認されたため、米朝が会談を進めている」との見解を示した。(編集/日向)

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