「婚姻年齢18歳からに引き下げ」新法案に賛成は4割―中国版ツイッター

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5日、中国で開催中の全国人民代表大会で、現行の婚姻適齢を引き下げる案が提出された。中国の現行の法律では、男性は満22歳、女性は満20歳から結婚が可能。写真は金婚式を過ぎて改めて結婚記念写真を撮る中国の老夫婦。

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2012年3月5日、中国で開催中の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で、現行の婚姻適齢を引き下げる案が提出された。揚子晩報の報道。

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中国の現行の法律では、男性は満22歳、女性は満20歳から結婚が可能。これを「満18歳に引き下げるべき」と提議しているのは広東省恵州市科学技術協会の黄細花(ホアン・シーホア)主席。現行の“中国史上最高の法定結婚年齢”は晩婚や非婚、高齢出産、未婚の同棲を増加させる原因だと主張している。

これについて、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでは83件の投稿が寄せられた。法案に賛成するのは39.4%で反対派45.2%、15.4%は「関心がない」と答えている。

賛成意見としては「外国では熟年夫婦と呼ばれるような年齢でも、中国では“早熟な恋愛”と呼ばれる。結婚年齢引き下げは良いと思う(編集部注:若い人を子ども扱いしないで、自主的な伴侶選びを支持してもよいという意味だろう)」、反対意見としては「社会の発展に従って確かに未婚率は上がり、晩婚に高齢出産、結婚しない同棲カップルは増えたかもしれない。しかし、これは思想や価値観の変化であって、法的な婚姻適齢とは関連性がない。早く家庭を持ち早く子供を持つのが幸せという価値観はもう今の時代のものではない」「18歳という年齢で何がわかるというのか?経済力などの各方面から見ても、責任能力があると思えない」という声が上がった。また、「法制度が変わろうと、今どきの若者はどのみちそんなに早く結婚したいと思わないだろう」という意見も出た。(翻訳・編集/愛玉)



   

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